天体写真撮影用結露防止ヒータの作成

1. 開発の背景:
・天体写真を撮影するのは天気の良い日が多い。そうした夜は放射冷却が多くレンズに結露する。この対策として懐炉や専用の電気ヒータなどが使われる。このうち電気ヒータ式は常時通電タイプが多く電源の確保が大変である。そこでレンズ近傍の温度と外気温度を測定し温度差によりヒータをオン・オフし小規模な電源で長時間撮影可能な結露防止ヒータを作成する。

2. 動作:
・外気温をレンズ近傍の温度を常時測定し、外気温−レンズ近傍温度が設定された温度差以上になった時にヒータへ通電する。
・ヒータ用電源と制御用電源は分離可能とする。
・冬季間の使用を考慮し氷点下でも使用できるようにする。

3. 部品:

NO 品名 仕様 数量 備考
マイコン PIC16F88 1  
2 温度センサー LM60B 2 -25℃〜125℃
3 LCDキャラクタディスプレイ SD1602 1  
4 MOS−FET 2SK2232 1  
5 多回転半固定ボリューム 500kΩ 1 設定温度設定用
6 半固定ボリューム 20kΩ 1 LCD明るさ調整用
7 LED 制御電源表示用
8 LED 1 ヒータ電源表示用
9 抵抗1/4w 330Ω 1 LED赤用
10 抵抗1/4w 1kΩ 7  
11 抵抗1/4w 100kΩ 1 MOS−FETプルダウン用
12 抵抗1/4w 100Ω 1 LCD添付品
13 トグルスイッチ   1  
14 基板・コネクタ等配線材      

4.回路:

5.プログラム:プログラムダウンロードはこちらから
      ・ソース:keturo.c(メイン)
      ・分割c:lcd_rb_h.c(LCD制御用)
   ・ヘッダ:lcd.h(LCD制御用)

6.統合開発環境

      ・MPLAB IDE:8.73
      ・HI−TECHコンパイラ
   ・プログラマ:PICKit3